ヨーロッパ映画 ダントン_アンジェイ・ワイダ ダントン 誰でしょう この人ね フランス革命で活躍した 代表的な政治家(革命家)なんですね。 前回の記事 「マラーの死」 にも出ていた人物です。 山岳派の指導者 ダントン、マラー、ロベスピエール の3巨頭の話をしましたね。 マラーは前回の記事で 暗殺されてしまいました。 ロベスピエールについては 他の記事にも何回か出て...
西洋絵画論 マラーの死_フランス革命Ⅳ フランス革命を描いた絵画 第4回 今回は、殺人現場の絵です。 男が上半身裸になっています。 そして下半身は何かに 入っている様子です。 右手に羽ペン 左手に筆跡のある紙をもっています。 何か書いていたみたいです。 そして右鎖骨の下に切り傷の痕 血が出ています 床に、そのナイフが落ちています。 彼は両手がふさがっています...
西洋絵画論 自由か死か_フランス革命Ⅲ フランス革命を描いた絵画 第3回 今回は、この奇妙な絵からです。 中央に頭から炎が出ている 天使がいます。 向かって左には 不思議な物をもった女性... 女性の頭には☆があります。 向かって右には 骸骨が... 💀は死神でしょうか? この絵のタイトルは 「自由か死か」です。 選択です。 そうなると どう...
ヨーロッパ映画 ベルサイユのばら_ジャック・ドゥミ キャッチコピー オスカルが帰ってくる 軍服の下に 真紅の情熱をひめて 前々回の 「テニス・コートの誓い」 そして 前回の 「バスティーユ牢獄の破壊」 となると もう、これを見るしかないですね。 そう 『ベルサイユのばら』です。 ルイ15世末期から アントワネット処刑までを描いていて 主人公のオスカルは バスティーユ牢...
西洋絵画論 バスティーユ牢獄の破壊_フランス革命Ⅱ フランス革命を描いた絵画 第2回 今回は、大きな建物が主役です。 この建物は、 かつてパリの東側を守る要塞として 1370年に建てられたものです。 建物の名はバスティーユ(Bastille) フランス語で「要塞」を意味します。 この「要塞」が、 1659年以降、 洲の刑務所として使われ バスティーユ牢獄ろうごくとなり ...
西洋絵画論 テニス・コートの誓い_フランス革命Ⅰ 歓喜の絵です。 そして 理想の絵です。 ここでは、 議会政治のもとで 立憲君主政という政体を樹立した 新しいフランスが描かれています。 しかし、 未完に終わっています。 なぜって? この絵の通りにならなかったからです。 逆に 血で血を洗う フランス革命になっていまいました。 一体、 「テニス・コートの誓い」とは 何なの...
西洋絵画論 息子の遺骸を迎えるブルータス_ルイ・ダヴィッド この絵を見て まず目が行くのは、3人の女性です。 そして、 女性が差し出す手の先に 担架たんかで運ばれてる足 その下に くらい場所で 一人の男が こちらを見て座っています。 この絵のタイトルは 「息子の遺骸いがいを迎えるブルータス」 または 「ブルータスの邸に 息子たちの遺骸いがいを運ぶ警士たち」 です。 そう、 暗...
邦画 浪人街_第一話_美しき獲物_マキノ雅弘 この映画、見たかったんです 以前(2003年)、 マキノ雅弘監督没後10年で マキノ雅弘監督特集をしていたんです。 マキノ監督インタビューを見て 彼の傑作が この『浪人街』を聞き 是非見てみたいと思っていたんです。 ところが… 『浪人街』は 4回もリメイクされていたんですね。 ●『浪人街』1939年版 ●『酔いどれ八萬...
アメリカ映画 アメリカ映画のながれ アメリカ映画は、 よくハリウッド映画と言われてます。 それは、 カリフォルニア州ロサンゼルス市に ハリウッドの映画会社があって そこで製作されたからなんです。 アメリカ映画の文化は、 アメリカ独自で築いたのではなく、 各国の優秀な監督、俳優たちが アメリカにきて活躍し それによって自国の俳優、監督も刺激され 築いた文化...
邦画 日本映画のながれ 日本映画は、 「邦画ほうが」とも呼ばれています。 当ブログでも「邦画ほうが」にしてますね。 これは、海外の映画 主に、アメリカ映画とヨーロッパ映画の 「洋画」にたいして 日本では「邦画ほうが」として区別したものです。 日本映画が誕生して、 100年以上経ちます。 どんな映画があったのでしょうか? また、 どんな歴史があ...