ジョン・エヴァレット・ミレイ

ジョン・エヴァレット・ミレイ
(1829-1896)

ラファエル前派を結成し、
宗教的題材または
文学性の濃い作品
細密な手法で描いた
イギリスの画家です。

主に
ロイヤル・アカデミーで活躍し、
晩年には
ロイヤル・アカデミーの会長も務めました。

 

1829年
イングランドのサザンプトンに生まれる。

幼いころから優れた画才を示し、
彼の才能を確信した両親は、

画家になる機会を与えるため、
ロンドンへ転居した。

11歳
ロイヤル・アカデミー始まって以来
最年少で入学。

16歳
ロイヤル・アカデミーに
初めて作品が展示される。

ミレイは
ウィリアム・ホルマン・ハント
と親しくなり、

その影響で
ジョン・ラスキンの
『近代画家論』を読む。

ラスキンが主張する
「芸術は自然に忠実でなければならない」
は、
作品を制作する上でモットーとなった。

1847年
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
と出会い
3人は、
アカデミーの創設者の
サー・ジョシュア・レノルズが

100年も前に確立した教育方法に
対し不満を述べるようになり、

ロセッティの提唱で、
彼等は芸術を蘇らせるために秘密の組織

「ラファエル前派」を結成する。

24歳で、
ロイヤル・アカデミー史上
2番目に若い準会員となる。

アカデミー側についたミレイは
ロセッティとの関係にひびが入り、

「ラファエル前派」の組織は解散。

その後、
一貫して “売れ筋の絵”を描くようになり、
小説の挿絵や
ジョン・エヴァレット・ミレイ
肖像画で大成功をおさめる。

ジョン・エヴァレット・ミレイ

1896年
ロイヤル・アカデミーの会長に推薦されたが、
咽頭がんになり67歳で亡くなりました。

 

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ミレイ鑑賞作品一覧

 

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