冉伯牛、魯国の人。
仲弓と同族で、
徳行を以て称えられ、
孔門十哲の一人
性格はしっかりとしていてまじめ、
思ったことははっきり言い、
学習は理論的で細かく、
人に対応するのが上手かった。
孔子が魯の司寇だった時に、
中都の長官になったことがあるが、
孔子に従って亡命の旅をした。
伯牛有疾、
子問之、自牖執其手、
曰、亡之、命矣夫、
斯人也而有斯疾也、
斯人也而有斯疾也、雍也6-10
冉伯牛が病気になった。
(ハンセン病だと言われる)
先生が見舞われ、
窓ごしにその手を取られた。
孔子
まさか、
これも運命なのか。
これも運命なのか。
孔子
よりによって
この人が
なんと
こんな病に
かかるなんて、
この人が
なんと
こんな病に
かかるなんて、
孔子
これほどの人が
こんな病気に
かかろうとは。
こんな病気に
かかろうとは。