コナン・ザ・グレート_英雄コナン・シリーズ

あの
アーノルド・シュワルツェネッガーが
この映画で一躍有名になりましたね。

出世作です。
（ターミネーターじゃないんです。）

もう『Ｄ＆Ｄ』で遊んだ人には、
たまらない映画じゃないかな～

コロシアム（競技場）での
闘いで成長していくコナン
この衣装もアイテムもたまらん
そして剣士に鍛えられたり、
賢者の哲学を学んだり
映画『ダンジョン＆ドラゴン』
に足りないものが
ここにあるぞ～

さらに冒険をしながら
仲間（パーティ）が出来るし
バレリアとの恋もいい
瀕死の重傷を負ったコナンを
魔法使いマコが魔法で
回復させるのも良かった

さらに、
タルサの騎馬隊をあいてに
３人で闘うシーンは
ワクワク したな～

監督のジョン・ミリアスは
黒澤明監督の『七人の侍』が好きなんですね
『七人の侍』の野盗襲撃シーンを
この映画にとりこみました。

だから迫力があります。

物語もいいんですが、
とくに古代の建築様式や
衣装、武器など最高です。
設営デザイナーのロン・コップが
全てデザインしたそうです。
この人、凄いね～（ＤＶＤの特典映像に収録されてます）

古代の文化を新しく創りだすのは
極めて楽しかった。
ハイボリア時代というものが
実際にあったかのように
観客に思わせたかったのだ。
by　ロン・コップ

音楽もいいですね～
この映画のテーマソングは大好きです。

映画の冒頭にニーチェの言葉

生ある限り　すべてが試練だ

を使うところがニクイネ～

 

Data

１９８２年	アメリカ
監督	ジョン・ミリアス
出演	アーノルド・シュワルツェネッガー ジェームズ・アール・ジョーンズ

 

英雄コナン・シリーズ

原作 の英雄コナンを生み出したのは
３０年代パルプ・マガジンの作家
ロバート・アーヴィン・ハワード

１９３２年に怪奇専門誌
"ウェアード・テールズ"誌に
英雄コナンを発表しました。

ハワードは全２１巻の
コナン・シリーズを書いて
３０歳の若さでピストル自殺をしましたが
コナン・シリーズは
ディ・キャンプとビョルン・ニューベリイ
によって書き続けられました。

ハヤカワ文庫で１９７０年から出版した。
＜英雄コナン・シリーズ＞全８巻の

「征服王コナン」

「風雲児コナン」

「冒険者コナン 」

「不死鳥コナン」

「狂戦士コナン 」

「大帝王コナン」
まではハワードによる
コナン作品と言われてます。

あとの

「復讐鬼コナン」

「荒獅子コナン」は
ディ・キャンプとニューベリイによる補作です。

私も小説を読みましたが、面白かった～
映画とは少しイメージが違いますけどワクワクしました。

さらにコナン・シリーズはマンガでも登場

コナン・シリーズは
ヒロイック・ファンタジーの
先駆けとなりました。
えっ
ヒロイック・ファンタジーって？

ディ・キャンプはこう言ってます。

魔法が働き、近代科学や技術が
まだ発見されていない
空想世界を舞台にした
戦いや冒険の物語。

それは現実逃避小説であり、
読者は現実世界を離れ、
男は全て強く、女は全て美しく、
人生は全て冒険に満ちており、
全ての事柄が単純明快である世界へと抜け出す。

 

キング・オブ・デストロイヤー　コナンPart2

今度はモンスターが出てきます
かなり特撮を駆使して描かれてますね～

でも
コナンが完全にヒーローに
なっちゃっているのは・・・・

まあ、
面白いのは間違えなし

最後まで読んで頂いてありがとうございます。
　　

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Data

１９８４年	アメリカ
監督	リチャード・フライシャー
出演	アーノルド・シュワルツェネッガー グレース・ジョーンズ

どうしても観たい方は