ウクライナ
私の中では
サッカーのACミランで
活躍していた
シェフチェンコしか
思い浮かびません。
そんな、ウクライナに
プーチン大統領が軍事侵攻をはじめました。
そこで、
ウクライナを知るために
ウクライナ映画を見ることにしました。
その第一弾が、この映画。
「ザ・トライブ」
驚いたことに
この映画に出てくる役者は
全員、素人
しかも、
聾唖者(耳に障害を持ち話すのが困難な人)
なんです。
だから、映画は全編手話になります。
言葉による会話(セリフ)なし
音楽もなし
自然音(ノイズ)と
登場人物のわずかな息づかいだけです。
それで、
映画が成り立つのか? って
成り立つんです!
この映画のタイトル、
「ザ・トライブ」は
悪のグループのことを言うんです。
聾唖者の寄宿学校に
主人公が転校してきます。
そして、悪のグループに関わっちゃうんです。
だから、酷いものです。
売春、リンチ、セックス、堕胎
すべて見せます。
トイレの中まで見せちゃいます。
驚いたことにドアはありません。
丸見えです。
しかも、
見せる限りは
リンチもセックスも、
トコトン見せます。
こんな感じ
こんな映像を
チラシに使うのって
どうなの?
いかにも中身がないって
言っているみたいなものだよねー
ホント、酷いね~
撮影は
1カット〜ロングショット〜長回し
です。
こういう撮り方は
映画祭向けの
お決まりになってしまいましたね。
この映画は、
第67回カンヌ国際映画祭において
批評家週間グランプリを受賞、
さらに、
海外の映画祭でも
30以上の賞を
受賞しているそうです。
でもね~
なんか近年の映画祭の質というか
評価の対象は、
どうなの?っと思う。
だって
必ず生活に苦しむ若者とか
犯罪にそまる若者ばっか撮って
社会問題がテーマ
表現は、見るものに刺激を与えるため
過激な暴力、派手なセックス
こんなのばっかでしょう。
さらに
聾唖者を使った
アイデア賞みないなものだからね。
見ている自分にとっては
132分も見せられた答えが
”だから何?”
ハッキリ言って
何の意味がない映画だった。
ちなみに、
ラストなんだけど
やられたのか?
やったのか?
曖昧な表現をしましたね。
あなたなら、どう見ます?
まあ、まともに見ると
やった方になるんだけど、
やりにいくシーンに
フィルターかけてましたね
だから、
私はやられた方だと思います。
聾学校に入学したセルゲイ。
一見平和で穏やかに見える学校の裏には、
暴力や売春を生業にする
組織=族(トライブ)が幅を利かせていた。
セルゲイも次第に組織の中で頭角を現していくが、
リーダーの愛人アナに恋をしてしまう。
そのことがきっかけで組織からリンチにあったセルゲイは、
ある決断をする。
《 映画.com 》より
Data
2014年 | ウクライナ |
監督 | ミロスラブ・スラボシュピツキー |
出演 | グレゴリー・フェセンコ ヤナ・ノヴィコァヴァ |