今回は
ペドロ・アルモドバル監督作の
「セクシリア」を見ました。
ペドロ・アルモドバル監督は
スペインの映画監督ですね。
彼の作品を最初に見たのは
「オール・アバウト・マイ・マザー」です。
そして
「トーク・トゥ・ハー」も見ました。
この2作品を見て
ペドロ・アルモドバルの映画を
評価したのは軽率でした。
と思わせたのが、この映画です。
色情狂の女、
セクシリアが主人公です。
これ~、
主役のセシリア・ロスと
セックスをもじって
名付けたんじゃないかな~
まあ、、、
いいか、、、
他の登場人物も、超個性的です
セックスを嫌悪するあまり
人工授精の先生となった
父親や
恋する相手が、
テロリストに追われる
ゲイの皇太子など
自分の生活とは、
かなりかけ離れた
世界を見せてくれます。
なかでも
ビックリしたのが
クリーニング屋のお父さん
商売のお手伝いをしている
娘に欲情して
仕事ほったらかしで
娘をベットに縛り付けて
エッチをするなんて、
あまりにも理解に苦しむ。
しかし、
これだけ性を扱った
映画なのに
よくある
激しい性的描写(ベッドシーン)
が無いのが救いかな
エロでなく、
あくまでも
コメディ映画だったね。
(ちっとも笑えないけど。。。)
ラストは
あの「エマニュエル夫人」の
パロディーだったね。
そうそう、
ペドロ・アルモドバル自身も、
女装して登場。
代理のボーカルとして、
変だけどノリのいい
歌をうたいました。
また
アントニオ・バンデラスが
この映画でデビューしましたね。
欲望と情熱が渦巻く街、
スペインはマドリッド。
ロックバンドのメンバーにして
ニンフォマニア=淫乱症の女、
セクシリア(セシリア・ロス)は、
知的でハンサムなくせに
セックスは嫌いな、
人工受精の権威、
ドクター・ペニャを父に持つ。
ある日、
そんな父のもとに
国乱の国家ティラン国の元皇后で
陰謀をめぐらす美貌の女
トラヤが相談に訪れる。
一方、
マドリッド亡命中の
同国の皇太子リサはゲイ、
変装してジョニーと名乗り
恋人探しの毎晩。
その恋人の中には偶然、
Data
1982年 | スペイン |
原案・脚本 製作・監督 |
ペドロ・アルモドバル |
出演 | セシリア・ロス アントニオ・バンデラス ペドロ・アルモドバル |