今、「ミケランジェロ展 ― 天才の軌跡」が開催されていますね。
私は、ダ・ヴィンチや
ミケランジェロ、
そしてラファエロの
「ルネサンスの三巨匠」は大好きです。
画集も当然持っていますし、
彼らみたいな油絵を描きたいな~と思い
とうとう油絵具を買って描いた次第であります。
でも、独学で描いているため
なかなか上手に描けません。
そこで、少しはデッサンの基礎が出来ていたので
まずは鉛筆から描いてみようとおもい
ミケランジェロの素描を買い、描きまくりました。
ちなみに、ラファエロは本が出てなく
ダ・ヴィンチは当時入手困難でした。
まずは、簡単そうなものから
描き始めました。
ほとんど輪郭のものです。
ある程度、慣れてきたら
影付きのものに挑戦していきました。
今度は人体の方を描きました。
さすが彫刻家だけあって
筋肉のかたちがしっかりしていて
描いていて解りやすい
今度は、大作用の下絵を模写しました。
劇的な絵なので、描き終わったあと
何故か物凄く満足します。
「ミケランジェロ展 ― 天才の軌跡」でも展示している
《 レダ 》のための習作
私も何回も模写しました。
これは本当に難しい絵です。
ミケランジェロは
男性のモデルで女性を描いています。
その微妙な表現が難しいのです。
私が模写したのは、どう描いても男性になってしまうんです。
でもミケランジェロの描いたものは、どう見ても女性なんです。
ここが、昔の偉大な画家の技なんでしょうね。
同じものを何回描いても学ぶことが多い
まさに、「ミケランジェロ教典」