普段なら、
こういう何世代にもわたる
壮大な人間ドラマは
なかなか見る気がおきません。
昔、散々見たので、
もういいのです。
でも
ビレ・アウグスト監督作と知り
しかも
日本語吹き替え版
だったので
見ることにしました。
ビレ・アウグスト監督は
デンマーク人です。
1988年の「ペレ」と
1992年の「愛の風景」で
2回
カンヌ国際映画祭パルムドール
を受賞している巨匠です。
今回見る映画
「愛の精霊の家」は
その後に作られたものです。
だいたい、
カンヌみたいな
大きな賞をとった後は、
映画会社は、
こぞって依頼するでしょう。
そして、
映画スターも
こぞって映画出演を希望する。
だから、
こういう
壮大な人間ドラマ
の映画が出来るのは
当・た・り・前
問題は、
こういう作品
だからこそ
監督の能力が
発揮出来るかどうか
ちなみに
ビレ・アウグスト監督の作品は
まったく見ていません。
まっさらな状態で
見ることになります。
まず、
この映画のタイトル
「愛の精霊の家」と
書いてあるので、
その“精霊”とは、
どんなものか
を気になって見ました。
彼女がどうやら
“精霊”らしいです。
不思議な能力を持っています。
物語は
大河ドラマのように
展開していきます。
まず、
大きくなった
クララは
メリル・ストリーブ
が演じています。
大スターです。
ベットシーンもありました。
毎度のことです。
次に
ウィノナ・ライダー
彼女は前々から
可愛いな~と思って
いましたが、
なかなか見る機会がなかった。
今回、やっと見れました。
そしたら。。。。
ウィノナと
バンデラがいきなり
ベットシーン
もう監督が巨匠だと
誰でも脱いだり、
抱いたりするんだもん、
物語は、
政治・革命・軍隊と
何やら世の中が
騒がしくなってきました。
そしたら
ウィノナ・ライダー
が捕まって
ヴィンセント・ギャロ
に拷問されます。
この
ヴィンセント・ギャロは
ミュージシャンであり
画家でもある人、
なんですねー。
1998年に自伝的な映画
『バッファロー’66』を
主演だけでなく
監督・美術・音楽までやりました。
話を戻します。
ズタボロになった
ウィノナ・ライダー
でも、
そこに“精霊”が。。。。
この映画は
“精霊”がいないと
救われません。
それほど、
この映画の
中の世界は厳しいのです。
この映画には
原作があります。
原作者の
イサベル・アジェンデは
チリ人です。
そして、父のいとこに
あの
サルバドール・アジェンデ
がいます。
サルバドール・アジェンデは
自由選挙による世界初の
マルクス主義者の大統領
と言われています。
もちろん
チリの大統領です。
ところが、、、
陸軍総司令官の
アウグスト・ピノチェト陸軍大将が
軍事クーデターを起こし
武力で制覇しました。
当然、
原作者の彼女も
狙われました。
イサベル・アジェンデは
ベネズエラに亡命します。
だから、この映画の内容は、
彼女自身の実体験が
もとになっているのです。
ちなみに、
この原作は彼女の処女作です。
たぶん
彼女が執筆しているときに、
あまりにもリアルだと
救いがないので
“精霊”が出てきたのでしょう。
そういう意味では、
今まで見てきた、
壮大な人間ドラマとしては、
少し違った感覚として
見れましたね。
それにしても
ベットシーンは
いらんやろ~
(なんと3回もあった)
1928年、南米某国。
富農の名家トルエバ家の長女ローザが、
政界絡みのトラブルに巻き込まれた
父親の身代わりとなって毒殺される。
未来を予知するなど
不思議な能力の持ち主である
末娘クララは、
姉の死を予知しながら
救えなかった悲しみから
口をきかなくなった。
一方、
婚約者ローザを失った
青年エステバンは
権力を握ることに全ての情熱を傾け、
20年間働きづめで大農場を作り上げる。
《Wikipedia》より
Data
1993年 | ドイツ/デンマーク/ポルトガル |
監督・脚本 | ビレ・アウグスト |
原作 | イサベル・アジェンデ |
出演 | メリル・ストリープ ジェレミー・アイアンズ ウィノナ・ライダー グレン・クローズ アントニオ・バンデラス |
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