超大作です。
でも、
私が見たのは計81分の
前・後編です。
本当はもっと長い話
らしんですが、、、
それでも見ごたえ充分の
超大作でした。
殿は殺され
領地を乗っ取られた
姫と家臣たち。
家臣の一人は寝返り、
もう一人は独りで戦い続ける。
捕らえられた姫も逃げ出し、
仇討の機会を狙います。
姫を助ける野武士たち、
諸国の殿などが出てきて
より複雑な展開になります。
大正時代から
凄い映画を作っていたんですね~。
エキストラの数が
多いのなんの、
城も本物で撮影しているし
季節をかけて
長期撮影をしていますし
本当に超大作です。
姫の役はマキノ輝子、
日本映画の父・牧野省三の娘で
長門裕之と津川雅彦のお母さんですね。
もう崖の壁を登ったり、
雪の中転げ落ちたり
武士たちと戦ったり、
姫なのに体張ってます。
また寝返った家臣の役は
「鳥人」と呼ばれた高木新平です。
さすが「鳥人」と呼ばれるだけあって
屋根の上のアクションは
凄いです。
クライマックスの
城の屋根から屋根へ飛び渡るシーンは
圧巻
だって、
ロングショットで、
ほぼ城全景で、
カメラは固定していて、
1カット長廻しで、
上の階の窓から高木新平が出てきて
本当に屋根から屋根へ飛び渡り
最後は下へ飛び降りちゃうんだもん
高木新平は
命知らずの化け物ですよ。
Data
1924年 | 東亜マキノ等持院作品 |
監督 | 沼田紅緑 |
出演 | 高木新平 マキノ輝子 岩城秀哉 |
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