親愛なる日記_ナンニ・モレッティ

親愛なる日記。
これは
ナンニ・モレッティ監督自身が登場し
自分の体験や感想、意見などを
自由な形式で述べた
シネマエッセイなんです。

面白いものを作りましたね。

映画は、3部構成になっています。
まず、第1部は

ベスパに乗って

ベスパとは、
1946年に登場した
イタリア製の小型スクーター
イタリア語でスズメバチを
意味しているんですね。

このベスパに乗って
夏のバカンスシーズンに
ローマ市内や郊外を巡るんです。

建物を巡るシーンでは
いろんな建物があって
それを移動ショットで見せるんだけど
自分も乗り物にのって見ている感じ
ドライブ感があって良かった。

また、モレッティ監督は
「フラッシュダンス」を見て
人生が変わったらしく
ジェニファー・ビールスの大ファンなんです。
たしかに、当時の自分も
ジェニファー・ビールスは
可愛いと思っていました。

そのジェニファー・ビールスが登場!
これにはビックリ(゚д゚)!

ところが、
興奮状態MAXのモレッティ監督を見て
変人扱いをしたジェニファー・ビールス
それに気づいて怒り出すモレッティ監督の
会話は、ごく笑えた。

また
殺人鬼映画「ヘンリー」を絶賛した批評家の
寝室に行き、寝ようとしている批評家の前で、
その評を朗読しはじめたモレッティ監督!
泣いて嫌がる批評家に、
しつこく朗読をするシーン
これも、ごく笑えた( ´∀` )

もう、モレッティ監督、相当ヤバいよ!

最後は、なんと
あのバゾリーニ事件の現場を見に行くんです。
自分も知りたかったから、
見入っちゃいましたね。

そして第2部は、
集中して脚本に没頭できるを場所を求めて
友人ジェラルドと共に
エオリエ諸島を船で巡る

島めぐり

行く島、行く島
イロイロ問題があって
結局!島めぐりになっちゃう話です。
とくに面白かったのは
一人っ子が多い島、
その電話のやりとりがいい。
親愛なる日記
最後の第3部は
原因不明の激しいかゆみに悩む
モレッティ監督が本当の病名を知るため
病院巡りをする

医者めぐり

これは、私たちでも
よ~くあります。
監督の気持ち、よ~く解ります。
親愛なる日記
第1部では、
モレッティ監督自身がおかしな人物でしたが
第2部・第3部になると
逆に周りの人物がおかしく見える。
それが、この映画の面白さなんでしょう。

 

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第47回 カンヌ国際映画祭(1994年)
コンペティション部門監督賞ナンニ・モレッティ
Data

1993年 イタリア / フランス
監督・脚本: ナンニ・モレッティ
出演: ナンニ・モレッティ
ジェニファー・ビールス
アレクサンダー・ロック ウェル
予告編
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