ヨーロッパ映画 鏡の中の女_イングマール・ベルイマン この映画(鏡の中の女)の 主人公エニーは 夫と別れて生活をします。 まず、 この時点で 心が安定していないの 祖父母の家に移住した 初日の夜に、 不気味な幻影を見ます。 これが最初の心の表れ さらに不幸なことに 男に襲われてレプ未遂された この撮り方 すごく不安な気持ち にさせるんです。 一画面に2部屋見せて 壁の向こ...
ヨーロッパ映画 第七の封印_イングマール・ベルイマン 子羊が第七の封印を解いた時 およそ半時間ばかり 天に静けさがあった。 七つのラッパを持った 七人の御使いが ラッパを吹く用意をした 「ヨハネの黙示録」から引用しましたね。 この「第七の封印」 本当に恐ろしい映画です。 常に死と向かい合ってます。 この死を”死神”という形で表現しました。 ふつう”死神”が出てくると、 ...
ヨーロッパ映画 処女の泉_イングマール・ベルイマン イングマール・ベルイマン監督の 登場です。 一部の映画評論家では、 語るのをタブーとされている 映画監督です。 でも 私は好きな監督なので 語らせていただきます。 この映画は、 中世の北欧伝説を 描いています。 だから 美しい神話的・英雄的な 映画かなっと思ったのね。 ところが 残酷で 恐ろしい映画でした。 (ホラーや...
ヨーロッパ映画 クリスチーナ・リンドバーグin『 露出 』 お人形みたいな顔をして 豊かな裸身の クリスチーナ・リンドバーグ 男性誌のヌードモデルで人気を得て 1969年の映画 『情欲 (Maid in Sweden) 』 で衝撃デビューをしました。 日本では 映画『 露出 (Exponerad) 』 で絶大なる人気を得ましたネ。 露出 (Exponerad) この映画 ...
ヨーロッパ映画 キラーコンドーム_あのドイツで変態コメディー この映画の冒頭から笑えるね この嫌らしい教授 ある女学生を狙っていたのね 女学生を騙してホテルに連れ込んで 「卒業させるには単位が足りない~ 前から好きだった・・・ 」 なんて脅して女学生と 楽しもうとするの。。 泣き泣き服を脱ぎ始める女学生 ところが、 こういう卑劣な教授の チポにキラーコンドームが 噛みつ...
ヨーロッパ映画 レアル・ザ・ムービー_サッカー愛に泣ける レアル ザ・ムービー スター選手のPR映画か どうせ たいした映画じゃないだろう そんな気持ちで見始めました。 マドリードに着いた教師トマス 彼がレアル・マドリードを知るには そう時間はかかりませんでした。 ところが舞台はいきなり東京 高校生コージと彼女サヤカ って、なんだこの名前~ そして ながれてきた曲...
ヨーロッパ映画 霧の中の風景_テオ・アンゲロプロス この映画を見る時は、 けっして 娯楽を期待しないで下さいね。 芸術作品を 見る気持ちでいて下さい。 映像美と詩的なセリフで 人生というものを感じて下さい。 人生には 確信や安定がありません。 常に先は見えず 不安なのです。 姉弟の旅は、 まさに人生そのもの 出会い、希望、失望、 そして死。 子供だから なおさら感じるの...
ヨーロッパ映画 階段通りの人々_マノエル・デ・オリヴェイラ ポルトガル映画の巨匠 マノエル・デ・オリヴェイラ 世界最長老の監督です。 サイレント(無声)映画時代から 映画を撮っています。 「コロンブス永遠の海」(2007年)では 99歳です。 凄いですね~ この映画は リスボンの階段通りに 住む人々の物語です。 いろんな住人が出てきます。 通り12番地の老女、 その孫息子、 子...
ヨーロッパ映画 自転車泥棒_ヴィットリオ・デ・シーカ この映画のラストは 衝撃でした。 今でも忘れられません。 ネオレアリズモの代表作ですね。 ネオレアリズモには 明確な定義はありません。 でも、 マーティン・スコセッシ監督は こう言っています。 ネオレアリズモは 単なるジャンルや様式ではない ~ ~ イタリアの現状を 世界に伝える運動だ。 ドキュメンタリーと フィクシ...
ヨーロッパ映画 コントラクト・キラー_アキ・カウリスマキ この映画、 面白かった~。 舞台はロンドンなんですね。 でも 主人公アンリはフランス人! 無口でおとなしいの。 会社の昼食もみんなのテーブルに 座れず、隣でみんなの会話を 聞いているだけ 会社帰りも1人、 家に帰っても独り。 植木に水をやって 紅茶とパンが晩御飯。 さみしいね~ そしたら 15年働いていた会社を クビに...