「イーゼンハィム祭壇画」の、 第2面 その左側に 今回の絵があります。 日曜日しか公開しないものです。 『新約聖書』の幕開けである 「受胎告知じゅたいこくち」。 イエス・キリスト誕生を 告げる運命的なシーンですね。 「ルカ福音書」によれば、 ナザレに住む 処女マリアのもとに 天使ガブリエルが現れて、 処女マリアが ...
西洋絵画論
西洋絵画論の記事一覧
ルネッサンス期のドイツ画家 マティアス・グリューネヴァルトの代表作 「イーゼンハィム祭壇画」は、 フランス・アルザス地方の小さな村 イーゼンハィムにありました。 それで 「イーゼンハィム祭壇画」 と言うんですね。 アルザス地方は、フランス領になったり ドイツ領になったりと複雑な場所でした。 祭壇画とは、 キリスト協会の...
マティアス・グリューネヴァルト (1470-74~1528年) 本名ではありません。 本名は マティス・ゴットハルト またはニートハルトです。 マティアス・グリューネヴァルトでは ないんですね~。 しかし、 美術史や美術館の展示では マティアス・グリューネヴァルトに なっているので ここでも、その名で紹介します。 彼の...
晩年になったミレイは、 子どもを題材に たくさんの絵を描きました。 この 「午後のお茶(おしゃべり)」 もそうです。 そんな 子どもを題材にした 絵の中で イギリス中の人々に 愛されるようになった作品が 今回の絵 「シャボン玉」です。 この絵はもともと 「子どもの世界」 というタイトルで テーマも人生の儚(はかな)さ...
この絵は エリザベス朝の有名な 探検家ウォルター・ローリー の少年時代を描いています。 ウォルター・ローリーは 長身の美貌で 女王エリザベス1世の 寵臣ちょうしん(寵愛ちょうあいを受けている家来)に抜擢され、 続々と恩賞を与えられていたそうです。 そして、 自前の帆船「ローリー号」を新造して 北米大陸の最初の入植を試...
2人の男の子が 周りを見渡しながら 恐怖に慄おののいています。 そう、 この絵には イングランドの 忌いまわしい歴史を 顕あらわにした絵だったのです 時は1483年 イングランド国王 エドワード4世は 40代の若さで 急死しました。 エドワード4世には 2人の男の子と 5人の女の子がいます。 王位は 12歳の長男、 ...
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玉武士(タマブシ)
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