この絵は、 ビクトリア朝の伝統の 1つを示しています。 ビクトリア朝時代の人々は、 花嫁の付き添いが、 習慣にならい、 指輪にウェディング・ケーキ のかけらを9回通して 未来の恋人が現れるという 迷信を描いたものです。 女性の胸のオレンジ色の花は 純潔を表しています。 しかし、どこか変です。 花嫁の付き添いの表情は ...
芸術論
芸術論の記事一覧
ある食事の風景です。 しかし、 じっくりと見てみると奇妙です。 画面手前の足を延ばした男性と 犬を撫でている女性は テーブルからはずれて座っています。 そして、 その女性に食事を渡す男性? これは一体何を表しているのでしょう? この絵のタイトルは 「ロレンツォとイザベラ」 この絵を見ると2人は解ります。 女性がイザベラ...
ジョン・エヴァレット・ミレイ (1829-1896) ラファエル前派を結成し、 宗教的題材または 文学性の濃い作品を 細密な手法で描いた イギリスの画家です。 主に ロイヤル・アカデミーで活躍し、 晩年には ロイヤル・アカデミーの会長も務めました。 1829年 イングランドのサザンプトンに生まれる。 幼いころから優れ...
前回書いた。 謝赫(しゃかく)の『古画品録』にある 「画には六法がある」 のことについて 知らない人もいると思うので 簡単に説明します。 まず 謝赫(しゃかく)とは 中国・南斉の画家で、約5世紀頃の人です。 六法とは何か? 彼が『古画品録(こがひんろく)』 でとなえた 六法とは 1.「気韻生動(きいんせいどう)」...
みなさんは、 「気韻生動」という言葉を知っていますか? 私が、この「気韻生動」を知ったのは あの横山大観先生の言葉からです。 大観先生の言葉では 画論に気韻生動ということがあります。 気韻は人品の高い人でなければ発揮できません。 人品とは高い天分と教養を身につけた人のことで、日本画の窮極は この気韻生動に帰着するといっ...
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玉武士(タマブシ)
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