昔の建物です。
今はもうありません。
三ッ目通りと清洲橋通りの
交差点に位置していました。
建物の名は
同潤会 清洲通アパート
都内14ヵ所のなかでは
最大規模でした。
同潤会は
関東大震災の復興政策の
一環として生まれました。
清洲通アパートは
1929年5月に竣工しました。
総住戸数は663戸です。
早速中へ入ってみましょう。
この入口の階段室は
東京大空襲で多くの人の命が
失われたそうです。
玄関です。
隣とのドア感覚が近いですね。
映画『東京物語』も
同潤会の生活が映し出されていました。
階段を上ると屋上の手前に水場があります。
みんなここで洗濯したんでしょうね。
屋上に来ました
気持ちいいですね~。
昔は
ここから墨田川の花火が
見れたそうです。
同潤会 清洲通アパートは、
2002年5月に解体しました。
今では、
この想いでの写真だけになってしまいました。
残念です。