東北地方太平洋沖地震から2週間経ち、
自分の周りもいくらか落ち着いてきた。
(しかし余震はまだある)
ここで、ふと福島でお世話になった人が心配になった。
一応、地震から2日後に無事でいたことは解っていたが
津波で家もその周りも壊滅状態になっていたらしい・・・。
私がお世話になったのは11年前のことである。
家は海のすぐ近くにあって、とても癒された
ここの主のおじいさんは、
もともと漁師だった。
今は引退して、
毎日晩酌を楽しむ人であったが
近くの川で、小さなカニを捕まえて
カニのミソを取り出しビンに詰めていた。
このカニみそが旨かった。
酒のつまみでは最高だった。
おばさんが焚いてくれたご飯も旨かったな~。
さらに、
川ではウナギも毎日捕まえることが出来る。
だから、ウナギ食べ放題だった。
『ん~、福島はいいな~、
晩年は福島でのんびり過ごしたいな~ 』
と思ったぐらいだ。
でも、津波で全てがなくなり ・・・・・
この時の風景は
全て失われた。。。。
今は写真で見るしかない。