“キャノンボール”とは
アメリカ東海岸から西海岸へ
全行程5000キロを不眠不休で走りきる
大陸横断ラリーのことです。
1971年の第1回から
2年ごとに開催し
4輪でも、2輪でもOK!
車種は問わないことになっています。
実は
“キャノンボール”を
題材にした映画は
この映画が出来る前から
あります。
しかも、1976年に
2本もあるのです。
1つは
『爆走!キャノンボール』
この映画では、
なんと
マーティン・スコセッシ監督と
シルベスター・スタローンが
出ているんです。
そして、
もう1つは
『ガムボールラリー(激走!5000キロ)』
これには、
私の知る役者は
いませんでした。
この2つは、
コケましたが
テレビ放送はしました。
私も当時、
テレビ放送を見ましたが
途中で見るのをやめました。
制作費 120億円をかけて
当時流行の
スーパーカーと
豪華スターの共演
で話題になりましたね。
車に無関心の私でも
ランボルギーニ・カウンタック
のミニチュアを持っていました。
そのカウンタックも出てます。
ジャガーXJS
日本車では
スバル1600スウィングバック4WD
が出ています。
これらの
スーパー・マシンに
30億円!
を投入しましたね。
さらに
共演する映画スターに
40億円!です
すごいね~
その内訳は
当時の「007」役!
ロジャー・ムーアに
4億6000万円!
「シナトラ一家」の
主要メンバーで
映画『オーシャンと十一人の仲間』
などに活躍した
ディーン・マーティン&
サミー・ディビス・ジュニアに
2億8000万円!
ジャッキー・チェンに
2億3000万円!
など、かなり力を入れましたね。
また、個人的には
ジャッキー・チェンと一緒に
日本人チームとして参加したのが
マイケル・ホイ
だったのが嬉しかったな~。
また、
ピーター・フォンダが
イージーライダー役で出てきたのが
たまらない。
あの映画『イージーライダー』ですよ。
しかも、
真逆な
キャラクターで面白かった。
さらに、驚いたのが
この映画の主役が
バート・レイノルズ
ギャラは7億円です。
だって、
たしかに
バート・レイノルズの
ファンである私自身は
嬉しいですけど、、、
世界的に映画スターといったら
アラン・ドロンとか
チャールズ・ブロンソンなどの
イメージがあったので
いまいち腑に落ちない感じでしたね。
製作は、
アルバート・S・ラディ
「ロンゲスト・ヤード」の制作をしましたね。
そして、監督が
ハル・ニーダム
バート・レイノルズの
スタントをし、
そして監督として
バート・レイノルズと
コンビを組んで
「トランザム7000」
「グレート・スタントマン」
でヒットを飛ばしました。
だから
主役が
バート・レイノルズ
なんですね~。
監督のハル・ニーダムも
救急隊員でさりげなく出ていましたね。
バート・レイノルズの
相棒役は
ドム・デルイーズ
彼も
バート・レイノルズの映画に
よく出演しているそうです。
ほかに
「グレート・スタントマン」以降
ハル・ニーダム&
バート・レイノルズ映画に出演している
アメリカン・フットボールの
スーパースター
テリー・ブラットショウもいます。
もう完全に
バート・レイノルズ・ファミリー
で固めていますね。
この映画の中で、
一番強烈なキャラクターは
ジャック・イーラム
の“ドクター”
そして、
一番シラケたのが
“キャプテン・ケイオス”
これ、いらん野郎~
この映画の脚本を書いた
ブロック・イェーツは、
1971年の
第一回「キャノンボール」に
参加し
堂々と優勝したそうで
その経験が、
この映画に生かされている
そうです。
たしかに、
会場の雰囲気はリアルで
見ていてワクワクしましたね。
また、
吹き替え版の声優たちも
豪華でしたね。
ジャッキー・チェンには
石丸博也
ロジャー・ムーアと
マイケル・ホイには
広川太一郎
サミー・デイヴィスJr.に
内海賢二
ディーン・マーティンに
羽佐間道夫と
これは
映画『オーシャンと十一人の仲間』
と同じ声優さん。
そして
ドム・デルイーズの声は
ゲッターロボの
早乙女博士や
超電磁ロボ コン・バトラーV
の四ツ谷博士
サイボーグ009の
ギルモア博士など
数々の博士を演じた
富田耕生
ただ残念なのが
バート・レイノルズの声
『ゴールデン洋画劇場』の時には
小林勝彦
なんですね。
これも悪くないのですが
やっぱり田中信夫じゃないと。。。
ところが
『日曜洋画劇場』で
放送したときは
田中信夫
になっていましたね。
アメリカ東海岸コネティカットから
西海岸カリフィルニアまでの
5000キロ高速道路でスピードを
競う最大のレース
キャノンボール。
参加者はレーサーの資格不要。
レーシング・カーでなく
普通の乗用車で走る。
交通ルール、
制限速度55マイルなど
すべて無視、
誰でもチャレンジできるのだ。
早速様々な野心家たちが集まってくる。
《映画.com》より
Data
1981年 | 香港 / アメリカ |
製作 | アルバート・S・ラディ |
監督 | ハル・ニーダム |
脚本 | ブロック・イェーツ |
出演 | バート・レイノルズ ジャッキー・チェン ロジャー・ムーア マイケル・ホイ |
キャノンボール2
前作の
「キャノンボール」は
大ヒット!
一度きりの
豪華共演
だと思いましたが
違ってましたね。
続編が出来ました。
実は、
私が「キャノンボール」という
映画を知ったのも
この「キャノンボール2」の
TV-CM予告編を見たときでした。
イイですね~。
音楽“Power On”が
今でも脳裏に焼き付いています。
この曲に合わせて
イタリアの
カウンタックや
日本の
三菱スタリオン・ターボが
走るんですよ。
見ていてワクワクしましたね。
他には
イタリアのフェラリー、
ドイツのボルシェ、
アメリカのキャデラック、
イングランドのジャガー、
など世界各地から集められた車は
なんと300台!
そして、出演者も
バート・レイノルズ
ジャッキー・チェン
ドム・デルイーズ
サミー・デイヴィスJr
ディーン・マーティン
は前作と同じキャラで登場!
ジャック・イーラム
の“ドクター”も出ています。
吹き替え版も同じ声優さんなのが
嬉しかった。
もちろん
バート・レイノルズ
の声は田中信夫です。
さらに
シャーリー・マクレーン
(小原乃梨子)
フランク・シナトラ
(家弓家正)
などベテラン映画スターも参戦!
さらに「刑事コジャック」の
テリー・サバラス
(森山周一郎)
個人的には
リカルド・モンタルバン
(大木民夫)
も登場したのが嬉しかった。
どれも専属の声優で豪華でしたね。
ところが
内容と言えば。。。。
また、監督の
ハル・ニーダムも出ていましたね。
ポルシェ・928が
トラックに踏み潰さるシーンでした。
キャノンボールで優勝できなかった
アラブの王子は、
父王に自らキャノンボールを主催し、
自分が優勝して汚名をそそぐよう厳命された。
優勝賞金100万ドルにひかれて、
多くのキャノンボーラーが
西海岸のLAに集まって来た。
《映画.com》より
Data
1984年 | 香港 / アメリカ |
製作 | アルバート・S・ラディ |
監督 | ハル・ニーダム |
脚本 | アルバート・S・ラディ ハル・ニーダム ハーヴィー・ミラー |
出演 | バート・レイノルズ ジャッキー・チェン フランク・シナトラ |
キャノンボール3 新しき挑戦者たち
この映画
日本公開当時では
「キャノンボール/新しき挑戦者たち」
でした。
だから
続編だと
知りませんでしたね。
当時の私は
新しい
「キャノンボール」映画だと
思っていました。
出演者も私が知っているのは
ブルック・シールズや
歌手で俳優の
アリッサ・ミラノ
当時有名な
陸上競技のメダリスト
カール・ルイス
の3人だけ
他は知らない人だらけ。。。
監督も脚本も違う人だし、、
でも製作総指揮は
アルバート・S・ラディ
だったのね。
なるほど。
全米大陸横断5000キロレースの
キャノンボール・ラン。
年々、
盛んになってゆくキャノンボール。
このレースに、
ついに警察が
本気で取り締まりに乗り出す。
法律順守の狂信的な
署長VSキャノンボーラー。
“オープニングで披露される
カウンタックの水面跳び”、
“ジェット機のハイウェイ走行”、
“250キロの脇見運転”と
ハチャメチャなアクションが
連続のストーリー。
《Wikipedia》より
Data
1989年 | アメリカ |
製作総指揮 | アルバート・S・ラディ |
監督 | ジム・ドレイク |
出演 | メロディ・アンダーソン ピーター・ボイル |