いや~、
驚きました。
金曜ロードショーで
数多くのリクエストが届いた
不朽の名作が、
この
「スタンド・バイ・ミー」
なんですね~。
まったく
スルーしていました。
考えて見ると、
この時代(80年代)の映画は
ほとんどスルーしていましたね。
「ET」しかり、「トップガン」
「フットルース」「フラッシュダンス」
「グーニーズ」「グレムリン」まで
まるっきり見る気が
おきなかった。
でも、
ここまで名作と言われると
さすがに見ないと
いけないな~
見ましたよ
金曜リクエストロードショーで
いざ、見てみると
よくある少年のひと夏の物語
でも、
今まで見ていたものとは
少し違っていましたね。
まず
この映画は、
大人である自分が
今見たことに価値があった。
そして
今の子供たちにも見てほしい。
という
2つの意味合いがありました。
まず、
大人として見て
良かったのは
いかんな~、
子供を絶望させる
大人になっちゃ
ですね。
大人である我々が、
私利私欲や偏見などの
未熟な感情で
子供に接しちゃいけない。
子供の前では
常に冷静に寛容で
なくてはいけない。
自分の行動が
子供たちの将来を
左右することを
忘れてはいけない。
とつくづく思いました。
次に、
子供たちに
見てほしいのは
大人たちに裏切られた
世の中でも、
必死に生きて
自力で道を切り開く
子供たち姿です。
素晴らしい、
拍手を送りたい
この2つが
大事なテーマだね
ある子供は、
大きくなって
世の中の不遇さや
自分の無力さを
親のせいにしたりするけど
親だって、
子供を育てる時には
20~30代の若造だ
親も世の中の不遇や無力さと
戦いながら子供を育てた
だから、子供は
ある程度
成長したときから
自分の人生は
自分で切り開くものなんだ。
「スタンド・バイ・ミー」の
子供たちも
心を傷づきながらも、
自分で道を切り開いた。
また
お互いを思いあう
友情は大切です。
世の中を
うまく生きていくには、
友達を多くつくること
その友達が
あなたを生かしてくれる。
だから、
この映画では
兄貴たちの友達関係と
比較して
本当に、
人との付き合いとは
どういうものかを
教えてくれましたね。
さて、
この映画は、
今回はじめて見ましたが
出演者には思い出があります。
まず、主役の
ウィル・ウィートンは、
『新・スタートレック』に
出ていましたね。
天才少年
ウェスリー・クラッシャー役です。
『宇宙戦士への道』では
父親を亡くした事故の再現で
恐怖を克服して命に係わる
決断を出しましたね。
また『戦士の休息』では
ホログラムで亡き父と再会し
父親の思いを聞きます。
どれも、心に残るエピソードでした。
そして、
リヴャー・フェニックスは
コカインの過剰摂取で
23歳の若さで亡くなりましたね。
ショックでした。
私の中では
リヴャー・フェニックスといえば
天才数学少年
ユージーン役を思い出します。
それは
1982~1989年まで放送していた。
アメリカの超人気コメディ・ドラマ
「ファミリータイズ」
にゲスト出演したものでした。
マイケル・J・フォックス演じる
アレックス・P・キートンは大学生で
優秀なのですが幾何学で苦戦します。
そこで
彼の家庭教師として登場したのが
天才数学少年ユージーン役の
リヴャー・フェニックス
13才です。
13才が大学生に幾何学を教えます。
「スタンド・バイ・ミー」の前ですから
ぴっちぴっちです。
でも、演技は堂々たるもの。
マイケル・J・フォックスを子供扱いにしています。
そして、
アレックス・P・キートンの
妹であるジェニファーを好きになります。
彼女にプレセントした
レントゲン写真には笑ったな~。
脳を写したものですが、
ポーズを決めたそうです
ちなみに、
リヴャー・フェニックスの声は
「ドラゴンボール」のクリリンや
「ONE PIECE」のルフィの声である
田中真弓でしたね。
是非、
DVDを出してほしいものです。
また
コリー・フェルドマンは
『グーニーズ』や
『グレムリン』に
出ていましたね。
80年代を代表する役者でした。
でも、見ていないのよ。
残念ながら・・・・・
さらに
驚いたのは
キーファー・サザーランド
彼がこの映画に
出ていたのには
驚きました。
彼の父である
ドナルド・サザーランドは
私の中では常連の俳優。
『戦略大作戦』『大列車強盗』
『オーロラ殺人事件』
『普通の人々』など
ドナルド・サザーランドは
よく見ましたね。
だから、
昔から息子の
キーファー・サザーランドも
知っていました。
でも、
彼の作品はこれがはじめて
『24』も見ていないのよ。
残念ながら・・・・
売れっ子作家のゴーディは、
1人の弁護士が刺殺されたという
ニュースに言葉を失っていた。
彼は、
ゴーディが少年時代に冒険をともにした、
唯一無二の親友だった。
ゴーディは、
その冒険の日のことを綴り始める…。
1959年、
12歳のゴーディは、
運動は苦手だが文才が豊かな少年だった。
出来の良かった兄・デニーの事故死以来、
両親は彼に興味がなくなっていたが、
彼には3人の仲間がいた。
《金曜ロードシネマクラブ》より
Data
1986年 | アメリカ |
原作 | スティーヴン・キング |
監督 | ロブ・ライナー |
主題歌 | ベン・E・キング 『スタンド・バイ・ミー』 |
出演 | ウィル・ウィートン リヴァー・フェニックス コリー・フェルドマン キーファー・サザーランド |